〔今日の交通〕JR西日本 227系 山陽本線普通


・広島地区の在来線のイメージを一新させた227系 

 広島地区のJR在来線は数年前まで、国鉄型の宝庫であり、115系や105系など運行される全ての車両が国鉄時代から引き継がれた車両であった。しかし、2014年に写真の227系が登場して広島に投入されると、数年でその数を一気に増やし、現在では、広島地区の在来線のうち、電化区間を走る全ての旅客電車が227系となった。227系の投入により、広島地区のJRのイメージも刷新されるとともに、現在は広島駅周辺の再開発工事も行われていて、数年後にはこれまでのイメージとは全く異なる新しい広島の街が誕生する予定である。

 227系0番台の運用範囲は山陽本線徳山~福山間、呉線、可部線の全線となっており、山陽本線の徳山~岩国間、糸崎~福山間では山口・岡山地区の国鉄型電車と肩を並べて活躍している。2両編成と3両編成があり、それれらの単独運行または組み合わせた4両から8両編成での運行が行われ、呉線の広以東や可部線の日中では最短の2両編成が、山陽本線のラッシュ時間帯などでは最長の8両編成の列車が見られる。岡山地区と同様に、山陽本線を直通する列車もあれば、可部線から呉線へ、山陽本線から呉線へ向かう列車や、呉線経由で再び山陽本線に戻る列車など車両形式は同じでも多彩な系統が見られることが特徴の一つとなっている。

 山陽本線広島以西は岩国駅までが、広島シティネットワークの一部となっており、ラインカラーは赤、路線記号は「R」となっている。多くの列車が岩国止まりであるが、前述の通り、一部列車は徳山、柳井、由宇、南岩国まで直通するの列車もある。平日は普通列車を基本とするダイヤだが、朝に快速通勤ライナーが運転されている。また、土休日には日中に快速シティーライナーが多数運行されていており、快速の本数は土休日が圧倒的に多い。岩国発着のほか、大野浦の電車も設定されており、朝夕を中心に広島市の西端である五日市発着の列車もある。反対側では広島止まりの列車のほか、山陽本線の白市や糸崎方面に直通する列車が多数運行されており、朝夕を中心に呉線へと直通する列車も多数設定されている。


写真:JR西日本 227系 普通 広島行 山陽本線五日市~新井口(広電修大協創中高前)